【香川旅行記】⑨特別名勝 栗林公園 和船
香川旅行2日目、ランチを食べたあと、
栗林公園に行きました。
栗林公園は江戸時代初期に高松藩主松平家の別邸として作られた、400年もの歴史ある国宝級のやんごとなき庭園です。
敷地面積はなんと東京ドーム16個分!国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で、最大の広さだそうです。
江戸時代の景色そのままを味わう庭園
江戸時代の大名庭園として特徴的な、大きな池を中心に周回しながら鑑賞する「回遊式庭園」で、一歩進むごとに景色が変わるように工夫して作られています。
「和船」乗船へ
今回の目的はその池を周遊する和船に乗ること。
東門駐車場に車を停めると、入場券(大人410円)と和船チケット(620円)を購入していざ和船乗り場へ。
入場して左に沿って行くと歩いて5分ほどで和船乗り場に到着。
予約名を告げると船が着くまでベンチで待ちます。
待ってる間に、お腹に巻く浮きと頭にかぶる笠が配られ装着します。
舟が到着し乗船。
舟は6人乗りの小さなもので、池の水はすぐ手の届くちかさです。
南湖を一周する30分の舟遊び、いよいよ出発〜。
船頭さんは栗林公園の解説をしながら舟をゆったり進めます。小さな橋をくぐると南湖が広がります。左には栗林公園の中で一番大きな橋の「偃月橋(えんげつきょう)」が見えてきます。
橋の上では、カップルが着物を着て結婚式の前撮りを撮影していました。
よい景色をバックによい写真がとれそうですね〜他にもあちこちで前撮りの撮影を見かけましたよー人気のスポットなんですね。
お殿様の生活を感じる小島と茶室
南湖の中央は「杜鵑嶼(とけんしょ)」という小島があり、お殿様が上陸して楽しんだそうです。
南湖を時計回りにゆっくり進むと「掬月亭(きくげつてい)」という茶室が見えてきます。風景を楽しむ為に、南湖に突き出したテラスのようになっていて、右に隣接した井戸にはお月見の夜、井戸の水面に月が映るよう作られたそうです。雅な茶室ですねー
時折水面をカワセミが青い体を光らせて飛んでいるのが見えましたー。
美しい景色に囲まれて、なんとも、ゆったりと静かで、歴史を感じる、素敵な舟遊びでした。
高松に行く際は、是非立ち寄ることをおすすめします。和船は事前に予約しておくと安心です♪