裏横浜で行列のできる、知る人ぞ知る老舗蕎麦屋。平沼田中屋のきざみ鴨せいろ
「裏横浜で行列のできる繁盛店淋しい商店街のそば屋が、どうして行列店をつくれたか」(旭屋出版)という本まで出ている、1920年創業の老舗蕎麦屋、平沼田中屋。人気メニュー、きざみ鴨せいろをいただく。
平沼田中屋のオリジナルメニュー「きざみ鴨せいろ」
平沼田中屋は創業1920年平沼の地で4代続く蕎麦屋です。平沼1丁目はJR横浜駅から徒歩10分と決して立地のよい場所ではない中、平日昼、土日と行列ができる人気店です。
街の老舗蕎麦屋だった田中屋は3代目が6年の期間を経てオリジナルメニュー「きざみ鴨せいろ」を開発したことで今のような行列店になったそう。
鴨の旨味は「脂」にあることに目をつけ、鴨の赤身と脂を小さく刻んで、脂を味わう汁を作りあげました。器も特注で小さな湯飲み茶碗の口がつぼまった形で、汁を入れると鴨の脂が分離して汁の表面を覆うため、冷めにくく、脂の旨みを最大限に堪能できるようこだわっています。
きざみ鴨せいろレビュー
きざみ鴨せいろ 1,200円
平日夜に来店。お店レジ前のボードは13人先客ありで、名前を書いて待ちます。店内にベンチあり。店員さんよりメニューをもらい見ながら30分ほどで呼ばれました。L字の店内は奥にも客席があり、奥に通されました。きざみ鴨せいろを注文して15分ほどで料理が運ばれてきました。いざいただきます。
【味:4】あつあつの汁に蕎麦をそっといれて鴨の脂を絡ませていただきます。鴨の旨みが口の中に広がります。この汁でせいろをいただくと、一気に一品料理を食べているかの満足感を得ます。きざんだ鴨の赤身は歯応えがありボリュームありです。熱いうちに一気にいただきます。普通の汁も付いているので、途中味変もできてグッドです。
【店の雰囲気:3.5】きれいな店内にゆったりとしたテーブル席で居心地は良いです。蕎麦だけより、お酒を楽しむ人も多いようで、常連さんの会合(飲み会)が開かれておりにぎやかでした。紙製のテーブルクロスには格言?が書いてあってほっこりする。
【価格:4.5】きざみ鴨せいろは鴨が入ってこの値段はお得だと思いました。せいろは大盛りにするか、板そばを2人でシェアしてもいいかも。丼セットはボリューム満点、せいろの量が少なかったので鴨汁を追加で頼むと汁が余るかも。
今回紹介したお店情報
平沼田中屋
◼️住所:神奈川県 横浜市西区 平沼1-5-21
◼️アクセス:
横浜市営地下鉄 高島町駅 徒歩3分
JR各線 JR横浜駅 徒歩10分
◼️時間:
【月曜~土曜】
11:00~15:00、 17:00~21:30
【祝日】
11:00~15:00、 17:00~21:00
全席禁煙 喫煙スペースあり
◼️定休日
毎週日曜日
第3月曜日(祝日と12月の第3月曜日は営業)